2021年10月5日火曜日

本稽古2日目!   インタビュー☆音響のお二人。山﨑さん・松澤さん☆

 本日は本稽古2日目でした!


本稽古の前は、照明で参加の西川さんに、キラリ技術スタッフの篠木さんが照明についての座学講習を行いました。


舞台照明の入門編資料もあり、2時間ほどしっかり勉強しました。

照明の本格的な仕込みは、具体的な出演者の動きや、作品のイメージが固まっていないとできないので、本日は操作卓を仕込んでスタッフ編は終了です。

 

そして本稽古・・・


本日のウォーミングアップは顔合わせの際にもチャレンジした、1カテゴリーの言葉を1ルートで回し、それを増やしていくゲームです。今回は「色」「乗り物」「ことわざ」の3カテゴリーをそれぞれのルートで正しく回していきます。

…やはり言葉で説明が難しいこちらのゲーム、今日は3単語3ルートになり、より難易度アップでした。

乗り物のカテゴリーでは「らくだ」。ことわざのカテゴリーでは「四面楚歌」が聞こえてきたのが面白かったです。


そして作品の稽古へ。

本日は、より具体的なものの配置や動きがきまってきて、

舞台上も賑やかになってきました。



前日の続きから、新たなシーンを読み合わせていきます。


 


お休みの方の台詞や動きは、演出助手で参加の原田さんと池嶋さんが代わりに台詞を読んだり、しっかりと記録してくれました。
演出助手は稽古場でのいろいろなサポートが主な仕事。目を光らせていないといけません。難しい仕事です。


まずは明後日の「荒通し稽古」に向けてどんどん演出がついていきます。

 そして何やら黒パネルに大きな絵が出現。


シーンの中でも一緒に動いていくことが多い松尾さんと檜山さんが、楽しい宇宙の絵を描いています。

 台本を読みながら、台詞を読みながら、うごきながら、描きながら…





一度にたくさんのことを同時にやるのが舞台上の演技です。3つの単語を同時に回すウォーミングアップが、ここに結びついてくるようでした。

 

宇宙、ガレージ、現在、過去と、今回の舞台は、いろいろな場面が表現されています。

 大池さんの演出をうけて、シーンごとの表現を試行錯誤していく参加者たちです。



スタッフ参加者もじっくり稽古に向き合いました。
明日はさらに先のシーンに進んでいきます…。


参加者インタビュー☆★

本日は音響スタッフとして参加している、山﨑早苗(やまざきさなえ)さんと、松澤秀希(まつざわひでき)さんのお二人!

音響卓に座っているところをお邪魔しました!
実はキャストオーディションも受けていただいたお二人。
さっそく質問をしてみました。

Qお二人はどうしてこのセブンスターに応募したんですか?
山﨑さん「私は照明参加の西川さんと普段「訪問演劇ギフト」という活動をしていて。西川さん曰く、今回のセブンスターが大々的に募集していると。それで自分も受けてみようかなと思いました」

松澤さん「自分は去年の『群読音楽劇 銀河鉄道の夜』もオーディションを受けたのですが出ることが叶わず、今年も受けてみようかと」

Qスタッフの中ではどうして音響だったのですか?
山﨑さん「西川さんが最初から照明希望だったので、自分は音響をやってみようかなと思いました。作品に直に関われるなら音響かなって。今までやったことがないですし、フェーダーとか、かっこいいなって」

松澤さん「本当は演出助手がやりたかったんですが、埋まってしまっていて、だったら音楽が好きなので音響かなと選びました」



先日のスタッフワークショップの際に、マイクのテストで歌ってくださった松澤さん。
今は、「音響スタッフは台本も気にしながら舞台も見ながら、さらに音も聞かなきゃならないので大変。だけど楽しい」と話してくれました。

山﨑さんも「今まで出演者として、舞台に立っているときはなんとなく出ていると思っていた音が、こんなに色々考えられた上で創られていたなんて驚きました。音響スタッフは、お芝居に合わせて一緒にカットアウトしたり、フェードアウトしたり、すごくかっこいい」

と話してくださり、二人とも音響スタッフの魅力がわかってきたようです!
明日もよろしくお願いします!

明日は稽古3日目。なれない稽古に疲れも出始める頃ですが、体調管理もしっかりして、皆さんにしか創れない作品を楽しんでいきましょう。


キラリ☆ふじみ 事業担当
安藤あゆみ