照明はそれを踏まえてプランを創っていくようです。
本稽古ではいつもの単語回しゲームを、
今回はなんと4カテゴリーの4単語を回すことに!
まさに未知の領域です。
カテゴリーは「数字」「女優の名前」「男性の名前」「好きな映画」と、難しそうです。
「5!」「7」「8.8!」
「新垣結衣!」「アン・ハサウェイ」「オードリー・ヘップバーン!!」
「だいごろう!」「のぶなが!」「かずき!」
「インターステラー!」「ロミオとジュリエット!」「男はつらいよ!!」
いつにもまして複雑な単語が飛び交い、皆さんの女優や映画の好みが垣間見えました。
しかしゲームはそんなものを楽しむ余裕もなく難航しました。4単語はすごい領域です。
稽古期間が終わるまでに全員で4単語、難なく回せるようになるといいですね…!
本稽古は、今まで演出がついていなかったシーンを一気につけ、なんと4日目の稽古でもう荒通しに入りました。
台本は手にもっているものの、決めた動きや演出はまだ体に馴染みきってはいません。
頭のシーンから順番に思い出しながら、無事に荒通しが終わりました。
こちらは印象的な一枚です。自転車をこぐ松尾さんと、その後ろにたつ荒引さん。
ふたりの出で立ちや立ち振る舞いは全く違いますが、それぞれラストシーンにおいて重要な位置づけのように思います。
明日は荒通しを踏まえた本稽古5日目です!
全貌が見えてきた『セブンスター』ですが、まだまだ進化していきます。
また、作品と一緒にレベルアップしていく出演者、スタッフにも大注目です。
★★参加者インタビュー☆★
本日のご紹介は、出演者の長田健生(ながたけんせい)さんです!
長田さんは、とても長い間キラリ☆ふじみに関わってくれている高校生の男の子で、メンバーの中では最年少です。
彼自身も思い出せないぐらい前(おそらく小学校一年生くらい)から、キラリ☆ふじみのWSに参加したり、市民参加の演劇公演にも出演してくださっています。
Qどうして今回『セブンスター』を受けたのでしょうか?
長田さん「自分は今、俳優を目指していて、演劇系の大学に進みたいと考えているので、この経験が役立つのではないかと思った。あと、日頃は台本を使って演技をする機会がなかなかないので」
Q『セブンスター』の稽古をしていて“難しい”と感じるところと“楽しい”と感じるところは?
長田さん「やっぱり、台本を持ったまま動こうとすると制限されます。指先とか動かすのが難しい。けど、今まで出演してきた作品は自分自身を演じる…表現するものだったので、今回の『セブンスター』で自分とは「別の人」を演じるのがすごく楽しいです」
・・・実は長田さん、双子の弟さんと一緒にオーディションを受けてくれました。
双子の弟さんの方は、受験の関係でオーディションWSのみの参加だったのですが、これまでのキラリ☆ふじみでの作品には一緒に出ることが多かったそうです。
「いつも(弟が)いたから、今回はいなくて変な感じだけど、ある意味のびのびできて楽しいです。自由にやれてます」と、双子ならではの感想を話してくれました。
やはり双子というのはお互いを強く意識するものなんですね…。
Q『セブンスター』の主人公、大隅天馬(おおすみてんま)についての印象は?
長田さん「話が進むにつれて自分に素直になっていく人だなって。自分のことをより理解しようとしていくのがすごいと思います」
と、作品にも寄り添ってお芝居を考えてくださってる長田さん。
作品では、他の人では見られない、
彼ならではの主人公の成長を思い切り描いてくれるはずです。
どうぞ劇場でその姿を見届けてください!
キラリふじみ 事業担当 安藤あゆみ