2021年10月8日金曜日

4日目!本稽古 インタビュー☆出演者 長田さん★

昨日は稽古4日目でした!

本稽古前はそれぞれのスタッフ講習がありました。
音響班は引き続き、台詞と挿入曲を合わせる練習。
照明班は、特殊な定規を使って、台本にきっかけを書き込んでいました。

今回照明のプランを立てるのは、キラリ技術スタッフ、照明部の篠木さん。
照明参加者の西川さんはそのプランを見て学びます。




本日の荒通し稽古でお芝居の全体像が分かってくると思いますので、

照明はそれを踏まえてプランを創っていくようです。


本稽古ではいつもの単語回しゲームを、

今回はなんと4カテゴリーの4単語を回すことに!

まさに未知の領域です。


カテゴリーは「数字」「女優の名前」「男性の名前」「好きな映画」と、難しそうです。


「5!」「7」「8.8!」

「新垣結衣!」「アン・ハサウェイ」「オードリー・ヘップバーン!!」

「だいごろう!」「のぶなが!」「かずき!」

「インターステラー!」「ロミオとジュリエット!」「男はつらいよ!!」


いつにもまして複雑な単語が飛び交い、皆さんの女優や映画の好みが垣間見えました。

しかしゲームはそんなものを楽しむ余裕もなく難航しました。4単語はすごい領域です。

稽古期間が終わるまでに全員で4単語、難なく回せるようになるといいですね…!



本稽古は、今まで演出がついていなかったシーンを一気につけ、なんと4日目の稽古でもう荒通しに入りました。

台本は手にもっているものの、決めた動きや演出はまだ体に馴染みきってはいません。

頭のシーンから順番に思い出しながら、無事に荒通しが終わりました。





ラストのシーン近くは、動きも多く、出演者の一人一人に見せ場があり、現段階ですでに
見ごたえのあるシーンになっています。ここに照明もついたら…すごくドラマチックになるんだろうなとワクワクが止まりません。



こちらは印象的な一枚です。自転車をこぐ松尾さんと、その後ろにたつ荒引さん。

ふたりの出で立ちや立ち振る舞いは全く違いますが、それぞれラストシーンにおいて重要な位置づけのように思います。


明日は荒通しを踏まえた本稽古5日目です!

全貌が見えてきた『セブンスター』ですが、まだまだ進化していきます。

また、作品と一緒にレベルアップしていく出演者、スタッフにも大注目です。


★★参加者インタビュー☆★

本日のご紹介は、出演者の長田健生(ながたけんせい)さんです!

長田さんは、とても長い間キラリ☆ふじみに関わってくれている高校生の男の子で、メンバーの中では最年少です。

彼自身も思い出せないぐらい前(おそらく小学校一年生くらい)から、キラリ☆ふじみのWSに参加したり、市民参加の演劇公演にも出演してくださっています。


Qどうして今回『セブンスター』を受けたのでしょうか?

長田さん「自分は今、俳優を目指していて、演劇系の大学に進みたいと考えているので、この経験が役立つのではないかと思った。あと、日頃は台本を使って演技をする機会がなかなかないので」

Q『セブンスター』の稽古をしていて“難しい”と感じるところと“楽しい”と感じるところは?

長田さん「やっぱり、台本を持ったまま動こうとすると制限されます。指先とか動かすのが難しい。けど、今まで出演してきた作品は自分自身を演じる…表現するものだったので、今回の『セブンスター』で自分とは「別の人」を演じるのがすごく楽しいです」

・・・実は長田さん、双子の弟さんと一緒にオーディションを受けてくれました。

双子の弟さんの方は、受験の関係でオーディションWSのみの参加だったのですが、これまでのキラリ☆ふじみでの作品には一緒に出ることが多かったそうです。

「いつも(弟が)いたから、今回はいなくて変な感じだけど、ある意味のびのびできて楽しいです。自由にやれてます」と、双子ならではの感想を話してくれました。

やはり双子というのはお互いを強く意識するものなんですね…。


Q『セブンスター』の主人公、大隅天馬(おおすみてんま)についての印象は?

長田さん「話が進むにつれて自分に素直になっていく人だなって。自分のことをより理解しようとしていくのがすごいと思います」


と、作品にも寄り添ってお芝居を考えてくださってる長田さん。

作品では、他の人では見られない、
彼ならではの主人公の成長を思い切り描いてくれるはずです。

どうぞ劇場でその姿を見届けてください!

キラリふじみ 事業担当 安藤あゆみ