2021年10月8日金曜日

本稽古5日目 インタビュー ☆彡出演者 桜井さん☆

 昨日は本稽古5日目!



本日のウォーミングアップは、「一言自己紹介」のあと、歌を歌いました。

うさぎストライプ演出助手の「かなやん」こと金澤さんのギターに合わせて、みんなで歌います。


今回歌った曲は、知らない人もいたようですが、ワンフレーズずつ歌って全員で覚えました。

歌っている様子を少しだけ公開です↓ 何の曲だか分るでしょうか?


ウォーミングアップとして最後まで歌うと、演出家の大池さんが「この曲を頭の片隅に置いておいてください」と言いました。
どうやらこの歌は劇中にも登場するそう…。
また新たな要素が追加されて、期待が高まる参加者たちです。


本稽古では、昨日の荒通しを経て、頭から1シーンずつさらに演出がついていきます。
大池さんがより具体的なイメージを伝え、それを受けて再考する参加者。
シーンごとのイメージを全員で共有し、より強固なものにしていきます。



演出をしている大池さん。新しい挑戦に取り組んでいく参加者。
毎日、少しも無駄な時間がない濃厚な稽古が続いており、その場にいると作品がぐんぐんよくなっていくのがはっきりとわかるのが面白いです…。



音響スタッフは、毎日の練習を稽古でも実践。
台詞と曲は毎回ぴたりと一致するわけではないので、難しいですね。出演者の呼吸を追いながら、オペレートをしていきます。

稽古は連日で、参加者も疲労がたまっているかもしれませんが、
休憩中は、和気あいあいと元気で楽しそうです。
今日はそんなみなさんのオフな一面もご紹介。


出演者のメンズチーム。
左から、赤松さん、長田さん、狩野さん。
休憩中も作品について話したり、試したり。


楽屋の廊下で出くわしたのは、松尾さん、宝保さんペア。
作品の中でもシンクロ率が高いふたり。
RPGで倒すのに苦戦する敵キャラのような一枚です。


急に流行った、Y字バランス。
松尾さんも、ひょいっとやってのけていました。
演出助手の池嶋さんが、「足の筋が切れそう」と心配していました。


大池さんに、質問をする荒引さん。熱心に聞いております。

明日は本番までの折り返しの時期に差し掛かります。
全員で立ち上げていく物語の過程を、またお届けしたいと思います。


参加者インタビュー☆彡★★

本日は出演者、桜井由美子さんにお話しを伺いました!


出演者の中では最年長の桜井さん。とてもパワフルな方です!

Qどうして『セブンスター』に応募をしたんですか?
桜井さん「以前キラリ☆かげき団に所属していて、今でもキラリにはよく公演を観に来ています。キラリからのダイレクトメールも来ていて、そこで今回の『セブンスター』を知りました。 実は去年の、群読音楽劇『銀河鉄道の夜2020キラリふじみ』にも出演しました」

昨年の市民参加企画にも出演されていた桜井さん。
“演劇”に対する思いが強く、昨年の『銀河鉄道の夜』も最初は「群読だから、ただ座って読むだけなのかな」と思っていたそうです。

桜井さん「けど、実際に参加してみると、(銀河鉄道の夜)はミュージカルみたいで、台本は持っていても動きもあるし、すごく楽しかった。今回の『セブンスター』も“朗読劇”と応募用紙に書いてあったけれど、きっとただの朗読じゃないぞ…!と、期待していたんです」

そしてオーディションで、うさぎストライプの大池さんに出会った桜井さん。

桜井さん「オーディションワークショップで、大池さんが「朗読劇ですが動けるところは動いていきます」とおっしゃっていたので、占めた…!と思いました。また、オーディションでの大池さんの進行やコメントがすごく面白くて、この方と一緒にやりたいと強く思ったんです」




Qいま『セブンスター』に取り組んでいて楽しいことは?
桜井さん「みんなで集まってやれること。また、新しいことを、知って、学べることです。最初は青年として台詞を読むのは無理かなと感じていたんですが、例えば宝保さんの読み方を見て、こういう風にしたらいいのか、などを発見できたり」

さらに、

桜井さん「きっと、どの役もそうですけど、一生に一度しかできない。そこに絶対に掴むものがあるなと感じています。それは、毎回作品も演出も、やる人も違うからこそ、得られるものなんだと思います」

とおっしゃってくださいました。

Q最後に、意気込みを!
桜井さん「例えば私のように、“朗読劇”という言葉のイメージで敬遠してしまうような人もいると思うんです。けど、限りなく演劇に近いので。8人で1人の人間を演じる面白さをぜひ見に来てほしいです!」

桜井さん、ありがとうございました!

キラリふじみ 事業担当 安藤あゆみ