2021年10月25日月曜日

『セブンスター』参加の感想☆彡 スタッフ編

 市民と創る朗読劇『セブンスター』 公演から1週間が経ちました。


キラリふじみでの2週間の製作・公演を終えた参加者から感想を募りましたので、ご紹介したいと思います!まずはスタッフ参加の方々から!


★照明スタッフ参加 西川江里さん



照明の仕込みから本番までの仕事内容がよくわかりました。

普通は裏方スタッフの仕事など見せて貰える機会などないので、大変貴重な体験でした。

私は、台詞や音楽に合わせて照明の切り替えスイッチを押させて頂きました。

仕込んだ沢山のライトの中から、どのライトを、どのくらいの明るさで、どう組み合わせるのか。場面の展開にピッタリくる照明をチョイスする作業は、センスが要求される神業!プロフェッショナルな作業です。
私のスイッチを押すタイミングと、演出、役者の台詞、仕上がりに向け変わっていく動きに、本番ギリギリまで修正作業を続け、これで良しと満足することなく、常に上を目指し続けていらっしゃる職人業を目の当たりにし、見えないところで尽力されている皆さんに支えられてこその舞台なのだと痛感しました。
今回、このような貴重な体験ができる機会を与えてくださったキラリに感謝しております。
有難うございました。


☆音響スタッフ参加 松澤秀希さん



憧れていた大池さんの作品に出演できなかったのは、ちょつと残念だけど劇が出来上がっていくいく様を見られたのは、面白かったし、嬉しかったです。

夢の時間をありがとう!


★音響スタッフ参加 山﨑早苗さん















「セブンスター」では公募の音響スタッフとして参加しました。

私は演劇だと役者で参加することばかりで、音響は全くの未経験者。曲のボリュームを上げ下げするフェーダーを触れたのも今回が初めてでした。


劇中では5つの曲を流しました。音楽を再生・停止するに加えて、音を大きくしたり小さくしたりする速さやテンポ、役者の所作や台詞キッカケ、シーンの盛り上がりや役者の呼吸や間合いも感じながら、フェーダーを操るのは本当に難しかったです。

なので、音響チームは稽古集合時間の1時間前によく集まり、それぞれ個人練習を重ねつつ特訓の日々・・・

まさに音響について右も左も分からない私達だったのですが、音響の高橋さんには、私達の練習にも熱心に付き合ってご指導くださり、大変心強かったです。本当にありがとうございました!

お陰さまで本番ではもちろん!緊張はしましたが、すごく集中して音響操作をやり遂げることができました。

稽古しながら公演が近づくにつれ、主人公の大隅天馬くん達がどんどん可愛らしく、切なく、頼もしく、愛おしくなって、、2週間の短い稽古でしたが本当に充実した毎日を送れて楽しかったです。ありがとうござました!!


☆演出助手スタッフ参加 池嶋敏行さん




演劇のすばらしさを実感した二週間でした。
キャストの進捗状況見ながら優しく声を掛ける日々の稽古は、まさに薄い紙を置き重ねて一冊の本を作るような集中力を要求されるハードな作業でありながらも楽しさも忘れず笑いもあり。しかしこだわりには妥協せず確実に伝えて、自身の脳内にある世界を芝居として着実に組み上げていく演出家の手腕に魅了されました。
またキャストの8人が素敵で「出してもいいよね・出しちゃうからね~~」と隠し切れない個性を徐々に発光させていったのをまじかに見れて楽しかったです。舞台を作り上げる緊張を共にできる仲間の輪にいる自分がとても幸せでした。キラリの皆様には感謝しかありません。

★演出助手スタッフ参加 原田悦子さん














泣かないで~恋人よ~

同じフレーズがくるくる頭の中を回っている。

祭りの終わった後の、火照った体の熱が、ゆっくりと溶けていく。

達成感と寂しさが同時に襲ってくる。

こうしてはいられない。次の祭りの準備を始めなければ…

いつ花火を上げる?どんな神輿を作る?それを誰と担ぐ?

祭りの後はいつもこうだ。

日常に戻ってきたはずなのにもう次の祭りのことを考えている。

もっとまっとうに生きなければいけないのに、そんなに沢山残り時間がある訳でもないのだから…

でも忘れていた祭りの味をここで思い出してしまったのだからもうどうすることもできない。

責任取ってよ  キラリさん!


★★★


たくさんの素敵な感想をいただきました。

普段見えづらいスタッフの仕事のことをり、体験していただいたことで、今後舞台作品の楽しみ方がもっと広がると良いなと思います!


この度はご参加ありがとうございました!