2021年10月13日水曜日

本稽古8日目! インタビュー☆☆☆松尾さん☆☆☆

 一昨日、10月11日は本稽古8日目でした。



10月4日から、8日間ノンストップで創りあげてきた『セブンスター』。
”市民と紡ぐ物語”がまさに立ち上げられきました。
前日同様より細かく、より色濃く、お芝居が練られていきます。















本日は稽古の前に「明かりづくり」が行われ、シーンの明かりを様々な描写で創っていきました。明かりはお芝居の場所や雰囲気を視覚的に支えるとても重要な要素です。

参加者の西川さんは、これまで照明についての基礎的なことを勉強してきました。

今日からいよいよ、実践でのオペレートです。



本日のウォーミングアップは久々に一言自己紹介から始まりました。

もうここまでずっと一緒にやってきた参加者たちですが、まだまだ意外な「一言」を聞いて盛り上がっています。




そしてすぐにシーンの返し稽古が始まりました。
色々な擦り合わせをしてきましたが、やればやるだけ、どんどん物語が深くなっていくような印象です。




初めのころは、8人でたった一人の青年、大隅天馬(おおすみてんま)を演じることに戸惑いや疑問もあったかもしれません。
しかし8人の中の、それぞれにしかない大隅天馬が輝き始めました。
全く違う参加者が集まったからこそ見えてきた景色があります。



もちろん、スタッフ参加者の個性も創作の場で光っています。
休まずずっと稽古を見て、何度も合わせて調整を繰り返している音響班。
明かりでより鮮やかに物語を作り上げていく照明班。

スタッフ参加者は皆、
「舞台の技術スタッフの重要さが分かった!」と、いままで見えなかった演劇の裏側の創作に懸命に取り組んでくれています。


稽古は2日間お休みですが、また10月14日から再開です。
しっかり身体を休めて、佳境に入っていく稽古を乗り越えていきましょう!

参加者インタビュー☆☆…☆

本日ご紹介するのは、出演者の松尾玲香(まつおれいか)さん!

舞台上を動き回り、その発想力で周囲を巻き込んでいく魅力的な役者さんです!
少し遠い場所からキラリ☆ふじみの稽古に通ってくださっている松尾さん。
エネルギーに溢れた松尾さんに質問してみました!

Qどうしてこの『セブンスター』に応募したのですか?
松尾さん「私は昨年の3月にお芝居をやりたい!と思って、長崎から上京してきたのですが、どうお芝居をやっていこうかと迷っていたらコロナが流行ってしまって。この1年半はお芝居ができませんでした。しかしそんな中、前に所属していた劇団の公演に作・演出で関わってくださってた田上さんに今回の『セブンスター』を勧めていただいて、すぐに応募しようと決めました」

大学2年生の頃に初舞台を踏んだという松尾さん。
キラリふじみ芸術監督で、今回セブンスターの監修も務める田上豊さんとの縁で参加してくださいました。

Q『セブンスター』に取り組んでいて”難しい”と感じることと“面白い”と感じることは?
松尾さん「皆さんも言っていると思うんですけど、やっぱり1人の人を8人でやるのは難しいなと感じます。普通は自分の役があって、その役の台詞は自分だけのものだけど、今回は他の人の台詞が自分のものであって自分のものでない…。前の人からバトンタッチする瞬間が、むずかしいけど面白いなと思うところでもあります。やっぱり、多面性というか、その人の色々な面が見えるのがいいなって」



キラリ☆ふじみに訪れるのはオーディションの時が初めてだった、と松尾さん。
「名前が素敵ですよね!」と言ってくださいました。
さらにキラリの印象を聞いてみると…
松尾さん「キラキラしてるところだなって思いました。風景も、建物も、みんなが何回も来たくなるようなところだなと思います」
と、うれしいお言葉!ありがとうございます!!

Q作・演出 大池容子さんについての印象は?
松尾さん「そうですね…あの、これは私の勝手な気持ちかもしれないんですけど!稽古のたびに心の距離が縮まっているような気がしていて。本当に毎日稽古が楽しいです。1年半ぶりの舞台がこの作品でよかったです」

Q意気込みをお願いします!
松尾さん「今後、役者として生きていきたいなと考えていて、ここには私のことをしらない人がほとんどなので、どんどん繋がっていけたら。今回携わってる人だけじゃなくて、見に来てくれる人とも繋がっていけたらいいなと思います」

今回の『セブンスター』を通して、「繋がり」を意識してくださっている松尾さん。

稽古場では常にムードメーカーのような明るさで、人と人とも繋げていってくれています。

作品のなかでもすごく印象的な位置づけになっている松尾さんの、透明感と楽しさが光る演技にも大注目です。

どうぞ劇場まで繋がりに来てください!


キラリふじみ 事業担当 安藤あゆみ


2021年10月10日日曜日

本稽古7日目!!! インタビュー☆★照明参加の西川さん★☆

本稽古7日目です。
今日は久々に出演者全員が揃いました。
グッと固めていくところは固めたり、まだまだいろいろなことを試したり。足したり引いたり。昨日よりもっと良くなると期待が高まり続ける毎日です。


 本日のアップもみんなで歌いました。

メロディーも歌詞も覚えてきた参加者たち。舞台上を歩き回って歌います。


















身体と頭がほぐれたところで、今日はすぐ昨日の稽古の続きです。
今日はまた通し稽古があります。たった3日前が荒通しでしたが、それよりさらに見ごたえのある作品になってきています。

また、本日は仮決定の衣装もすべて身に着けました。


衣裳の相談をする大池さんと出演者のお二人。


ネクタイを結んでいる出演者の赤松さん。スーツが似合ってますね!




まずはすぐ後に控えた通し稽古に向けて、シーンを創っていきます。
衣裳をつけることでより一体感が生まれているような気がします。

今日初めてできたシーンもありましたが、呑み込みの早い参加者たちはすぐに対応。
演出家、大池さんの意図を汲むのも初日の頃よりずっと早くなりました。













すっかりオペレートが板についてきた音響班のお二人。
…でも実はまだまだドキドキしているようです。毎日の反復練習も欠かしません。


そして通し稽古です。




8人で立ち上げていく一人の青年の物語が、より鮮やかになってきました。

明日の稽古でさらに良くなっていくのでしょう。
毎日が楽しみでなりません。
まずは明日まで止まらずに進みます!

参加者インタビュー☆☆彡

インタビュー☆照明の西川江里さん

 10/2(土)から稽古が始まった、市民と創る朗読劇『セブンスター』。創作は17日の本番にむけて、いよいよ佳境に入ります。

密度の濃い稽古を重ねてきた稽古場には、舞台照明が仕込まれて、参加者の熱量もグッと上がってきている様子。

さてご紹介する方は、照明の技術スタッフとして参加している、西川江里さんです。


実は、西川さんは、琴奏者として、邦楽アンサンブル奏というグループで、近隣の学校での琴の体験ワークショップや鑑賞会を行ったり、800席のメインホールが会場の、キラリ☆新春邦楽演奏会に出演されるなど、私たちとも長いお付き合いです。

西川さんと言えば和の人。和の風情を連想させる素敵な方。これが西川さんに対する私たちのイメージで、これまでと違ったジャンルに参加する姿に興味深々です。

 

Qそんなイメージの西川さんが、今回、この企画に参加された動機は何ですか?

昨年度、出演者として参加した、群読音楽劇『銀河鉄道の夜2020キラリふじみ』の時の舞台照明が素晴らしくて感動して、それで今回、照明の仕事を経験したくて。

そうです!西川さんは、昨年9月に上演した『銀河鉄道の夜』にも、見事オーディションを通過して出演しました。

 


Qここ数年の西川さんが他ジャンルに挑戦する、その意欲ってどこからくるのでしょう?

ひとことで言うと「第3の人生における自分探し」ですね。生まれてからが第1の人生、結婚を機に第2の人生に、そして子育てを経て子が巣立ち、ここからが第3の人生。心から自分がやりたいこと、楽しみたいことに沢山出会っていきたい、そんな感じですね。

 

Qそうした意味で今回の参加はいかがですか?

はい、楽しんでいますし、裏方の仕事の大切さが分かりました。

これまで演奏者として出演している時は、開館時間に劇場に入っても、舞台が使用できるのは、1時間後とか。何ですぐに舞台使えないの?なんで思っていたのですが、その理由が良く分かりました(笑)。

 

Qここから本番までの意気込みを聞かせてください。

これまでは、基礎的なことが中心でしたが、本番にむけて、照明操作などのオペレーションが体験できると思うので、とても楽しみです!

バイタリティに溢れ、エネルギッシュな輝きを放つ西川さんの活躍に乞うご期待です!
 

キラリふじみ 事業担当 安藤あゆみ
インタビュー キラリふじみ副館長 矢野哲史

2021年10月9日土曜日

本稽古6日! インタビュー☆荒引さん★

 

本稽古6日目です…!

本日から少し、照明が入り始めました。

「明かりづくり」と言われる、仕込んだ灯体(照明機材)をつかってシーンを創っていく作業…はこれからですが、大まかに稽古に合わせてくださいました。




仕込んだ灯体に番号を合わせていく作業をする照明班。

明日の通し稽古後には、明りづくりが行われ、照明プランが具現化していきます。

照明参加者の西川さん。
照明の操作卓がある席にてパシャリ。
稽古をひたすら見ることが多かったのですが、照明はここからどんどん忙しくなってきます…!西川さんの活躍にこうご期待!




本日の本稽古のアップも歌でした。皆さんすぐに覚えてしまったので、合唱にも厚みが出ています。舞台上を歩きながらも歌い、緩やかにアップが終わりました。



返し稽古では、照明の効果の効果もあって、シーンがグッとドラマチックになります。
先日の続きから、より具体的に演出がついていきました。

今回の『セブンスター』では、1人の人間を8人で演じることで、1人の色々な側面を表していますが、稽古が進むにつれて個性は残しつつも、主人公「大隅天馬(おおすみてんま)」の存在に説得感が出てきました。


演出助手の池嶋さん、原田さんも、代役の台詞を追ったり、演出の記録を出演者に共有したりと大活躍です。真剣に稽古を見つめるお二人の後ろ姿。


近づくと、カメラ目線もくれました。


舞台上のたくさんの小道具も、扱いが慣れてきました。
衣裳も少しづつ決まってきて、「舞台に立つ」という実感がより強くなっているのではないでしょうか。

明日はまた通し稽古があります。
創作も佳境になってまいりました!


参加者インタビュー★☆★

本日のご紹介するのは、荒引麻巳子(あらびきまみこ)さんです。

荒引さんは、10/2の顔合わせがお休みだったので、まずは自己紹介から!

 


荒引さん「あらびき まみこ です。大学生や高校生に見えるとよく言われますが、27歳です。普段はIKEAとコメダ珈琲で接客業をしながら、年に一度、アートフェスを主催しています。キラリふじみには小学生の頃から通っていて、私はキラリふじみに育てられたと思っています。」

なんと、嬉しい言葉をくださるのでしょうか。

キラリふじみは今年11/1に、開館20年めに入ります。荒引さんは2003年に上演したこどもミュージカルに参加してくれていて、それから、折々にキラリふじみの企画に参加してくれています。

そんな荒引さんのお腹には今、赤ちゃんがいます!小学生だった荒引さんが母になってこうして企画に参加してくれていることが嬉しく、そして、とても感慨深く思っています。

元気なお子さんを生んで、お子さんとも一緒にキラリに通ってくださいね。

その前にまずは『セブンスター』の本番を元気に迎えましょう!

 

Q.『セブンスター』に参加しようと思ったきっかけは?

キラリふじみから送られてくるプログラムはいつも目を通しているのですが、“久しぶりに演劇をやりたいなー”と思っていたときに、募集チラシを見つけて、絶対に応募しようと思いました。だけど、リーディングに出演するのは久しぶりなので、実際に応募するには勇気がいりました。

Q.演出の大池さんのイメージは??

オーディションまでは、とても芯の強い女性というイメージで、自分とは違うタイプの方なのかな、と思っていました。練習が始まってからは、もしかしたら、意外と自分と似ているところがあるのかもしれないと感じて、とても親近感を感じています。小動物っぽくてかわいらしい!!しっかりとした芯を持ちながら、ふんわりした雰囲気もお持ちで、すごく親しみやすい方です。

 

Q.参加してみて感じていることはありますか?

作品をつくる過程がとても楽しいので、思い切って応募して、ここにいられてよかったな、と今は心から思っています。

こう表現したいけど出来ない、というもどかしさは前回からあまり変わっていないのですが、作品に取り組むときのパワーの使い方が変わっているなと思っています。5年前に参加したときは、もう少し積極的に動けていた気がして、体力や集中力の違いも感じています。

あと、見え方がかなり変わっています。以前は、自分が出来ることはなんだ?と見つけた目の前のことをわーっとやっていたのですが、今は一歩下がって全体を見て、俯瞰して見るようになっています。

まわりの人のことは自然と入ってくるので、今回は、要点を絞って、より自分のことに重点的に意識して取り組んでみようと思っています。

 

Q.本番に向けて

身体がまだまだ強張っている感じがするので、もっと柔軟になりたいです。

台詞も動きも意識するより先に、自然と出るようにしたい。爆発して、ここから抜け出したいと思っています!

 


 「やりたい」と思ったときに挑戦し、その体験を通して、自分の現在地を確かめるという、そんな演劇との関わり方を教えてくれた荒引さん。稽古を通して、ますます成長していく姿が楽しみです。

キラリふじみも、「挑戦したい」と思ったときに、気軽に参加することの出来る場所であり続けたいと思っています。

 

荒引さんが主催するアートフェスは、『セブンスター』本番の翌週です!

当館にもチラシがあるのでぜひチェックしてみてください!


キラリふじみ事業担当 安藤あゆみ

インタビュー 事業担当 中出千尋











2021年10月8日金曜日

本稽古5日目 インタビュー ☆彡出演者 桜井さん☆

 昨日は本稽古5日目!



本日のウォーミングアップは、「一言自己紹介」のあと、歌を歌いました。

うさぎストライプ演出助手の「かなやん」こと金澤さんのギターに合わせて、みんなで歌います。


今回歌った曲は、知らない人もいたようですが、ワンフレーズずつ歌って全員で覚えました。

歌っている様子を少しだけ公開です↓ 何の曲だか分るでしょうか?


ウォーミングアップとして最後まで歌うと、演出家の大池さんが「この曲を頭の片隅に置いておいてください」と言いました。
どうやらこの歌は劇中にも登場するそう…。
また新たな要素が追加されて、期待が高まる参加者たちです。


本稽古では、昨日の荒通しを経て、頭から1シーンずつさらに演出がついていきます。
大池さんがより具体的なイメージを伝え、それを受けて再考する参加者。
シーンごとのイメージを全員で共有し、より強固なものにしていきます。



演出をしている大池さん。新しい挑戦に取り組んでいく参加者。
毎日、少しも無駄な時間がない濃厚な稽古が続いており、その場にいると作品がぐんぐんよくなっていくのがはっきりとわかるのが面白いです…。



音響スタッフは、毎日の練習を稽古でも実践。
台詞と曲は毎回ぴたりと一致するわけではないので、難しいですね。出演者の呼吸を追いながら、オペレートをしていきます。

稽古は連日で、参加者も疲労がたまっているかもしれませんが、
休憩中は、和気あいあいと元気で楽しそうです。
今日はそんなみなさんのオフな一面もご紹介。


出演者のメンズチーム。
左から、赤松さん、長田さん、狩野さん。
休憩中も作品について話したり、試したり。


楽屋の廊下で出くわしたのは、松尾さん、宝保さんペア。
作品の中でもシンクロ率が高いふたり。
RPGで倒すのに苦戦する敵キャラのような一枚です。


急に流行った、Y字バランス。
松尾さんも、ひょいっとやってのけていました。
演出助手の池嶋さんが、「足の筋が切れそう」と心配していました。


大池さんに、質問をする荒引さん。熱心に聞いております。

明日は本番までの折り返しの時期に差し掛かります。
全員で立ち上げていく物語の過程を、またお届けしたいと思います。


参加者インタビュー☆彡★★

本日は出演者、桜井由美子さんにお話しを伺いました!


出演者の中では最年長の桜井さん。とてもパワフルな方です!

Qどうして『セブンスター』に応募をしたんですか?
桜井さん「以前キラリ☆かげき団に所属していて、今でもキラリにはよく公演を観に来ています。キラリからのダイレクトメールも来ていて、そこで今回の『セブンスター』を知りました。 実は去年の、群読音楽劇『銀河鉄道の夜2020キラリふじみ』にも出演しました」

昨年の市民参加企画にも出演されていた桜井さん。
“演劇”に対する思いが強く、昨年の『銀河鉄道の夜』も最初は「群読だから、ただ座って読むだけなのかな」と思っていたそうです。

桜井さん「けど、実際に参加してみると、(銀河鉄道の夜)はミュージカルみたいで、台本は持っていても動きもあるし、すごく楽しかった。今回の『セブンスター』も“朗読劇”と応募用紙に書いてあったけれど、きっとただの朗読じゃないぞ…!と、期待していたんです」

そしてオーディションで、うさぎストライプの大池さんに出会った桜井さん。

桜井さん「オーディションワークショップで、大池さんが「朗読劇ですが動けるところは動いていきます」とおっしゃっていたので、占めた…!と思いました。また、オーディションでの大池さんの進行やコメントがすごく面白くて、この方と一緒にやりたいと強く思ったんです」




Qいま『セブンスター』に取り組んでいて楽しいことは?
桜井さん「みんなで集まってやれること。また、新しいことを、知って、学べることです。最初は青年として台詞を読むのは無理かなと感じていたんですが、例えば宝保さんの読み方を見て、こういう風にしたらいいのか、などを発見できたり」

さらに、

桜井さん「きっと、どの役もそうですけど、一生に一度しかできない。そこに絶対に掴むものがあるなと感じています。それは、毎回作品も演出も、やる人も違うからこそ、得られるものなんだと思います」

とおっしゃってくださいました。

Q最後に、意気込みを!
桜井さん「例えば私のように、“朗読劇”という言葉のイメージで敬遠してしまうような人もいると思うんです。けど、限りなく演劇に近いので。8人で1人の人間を演じる面白さをぜひ見に来てほしいです!」

桜井さん、ありがとうございました!

キラリふじみ 事業担当 安藤あゆみ